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中国フグ偽装 エツヒロ社長、指示認める【山口新聞】

下関市の水産物加工卸売会社「エツヒロ」(本社・下関市熊野町、森敏一社長)が中国産のフグやアンコウなどを国内産と偽り販売した問題で、森社長は三十一 日、同市役所で会見し、「私の指示なしで仕事が進むことはない」などとして、自ら偽装を指示していたことを認めた。

同日までに、従業員約六十人(社員約四 十人、パート約二十人)全員に解雇を通知し、今後、廃業手続きを進めることも明らかにした。

県警の調べでは、エツヒロは七月上旬、中国産の養殖トラフグの刺し身パックに「熊本県産」と記されたシールを張って県外のスーパーに出荷し、商品の生産地を誤認させるような表示をした不正競争防止法違反(産地偽装)の疑いが持たれている。

森社長は会見の冒頭で「今回の偽装表示は、全面的に私の責任で行った。関係者には多大な迷惑をかけた」と頭を下げた。また、トラフグをマフグと偽って販売していたことも認めた。偽装していた期間については「分からない」などと話した。

ラベルを「熊本県産」のまま出荷した理由を、「中国産は日本人には悪い印象だが、日本産よりも優れた品質のものもある。消費者に同じ価格でよりいい品質の商品を提供したいという思いがあった」と説明。利ざや目的での偽装を否定した。

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