休漁で入荷減少目立つ 築地市場、今後を懸念
全国的な一斉休漁から1日過ぎた16日、東京都中央卸売市場築地市場で開かれた競りは、タイ、ヒラメなど近海物の入荷減少が目立った。市場関係者は「ものによっては、1割程度の値上がりもあった」と話した。
競りの終了後に卸・仲卸業者の代表が異例の記者会見を開き、事前に集荷していたため16日は大きな混乱はなかったが、一斉休漁が今後、長期間に実施されれば、市場が混乱するとの懸念を示した。
16日の入荷は、アジやサバが事前の手当てで通常並みとなったが、高級すし店向けなどの近海物がやや減り、普段は20分から30分かかる全体の競り時間が5分ほどで終わった。週の半ばは、売れ行きが鈍りやすいこともあり、買い手も少なかった。
会見した仲卸会社、林田水産の田中健之社長は「今後、2日間、3日間といった長期の休漁が繰り返されると、築地市場の混乱は避けられないかもしれない」と述べ、さらなる休漁には慎重な配慮を求めた。
















