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鶏の刺し身やたたきで食中毒急増 京都市が「提供中止」を指導へ

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京都市で発生したカンピロバクター食中毒件数

京都市は12日までに、生の鶏肉などを食べたことが原因の「カンピロバクター食中毒」が急増しているため、週明けにも市内の飲食店に鶏の生肉提供の中止を求め、消費者に食べないよう呼び掛ける方針を決めた。飲食店には事実上、「提供中止」を指導する異例の措置となる。

市によると、4月以降、市内で7件の食中毒が発生し、うちカンピロバクター菌によるものは5件で、すでに昨年度1年間の4件を上回った。いずれも鶏の刺し身やたたきなどを食べたのが原因。

カンピロバクター菌は鶏の腸管内に一般的に生息している。乾燥に弱く、65度以上で数分加熱すれば死滅するが、刺し身やたたき、生レバーなどには高い確率で付着しているという。

市は、6月に市内の店頭や飲食店で鶏肉の抜き取り調査を実施、55件中34件(61・8%)で菌を確認した。カンピロバクターによる食中毒は全国的にも増加傾向にあり、07年には全国の食中毒の原因でノロウイルスを抜きトップとなった。

市生活衛生課は、このまま放置すれば夏場に向けてさらに同菌による食中毒が増加するとみて、「生の鶏肉を提供しない、注文しない、食べないの3原則を徹底していく」といい、飲食店への巡回指導を強め、市広報などを通じて消費者にも訴える。

鶏肉を扱う業者でつくる日本食鳥協会(東京都)も「業界内でも生の鶏肉を極力取り扱わないよう指導している」として、加盟業者に協力を求めていくという。

Kyoto Shimbun 2008年7月13日(日)

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