串屋横丁・辛獅子屋のドリーマーズ㈱ 中村社長に聞きました!
おはようございます。飲食店なび・佐藤マコトです。
今月の13日月曜日に、千葉県の房総地区・総武線沿線を中心に串焼きの「串屋横丁」を24店舗、ホルモン焼きの「辛獅子屋」を3店舗の計27店舗を束ねるドリーマーズ株式会社 のボス・中村正利社長を訪ねてまいりました。
.

中村社長は1968年の早生まれで、現在40歳。
.
千葉の県立高校ではトップクラスの進学校から大阪の辻調へ。学校始まって以来の進路選択に周りの人はかなり驚かれたとのことでしたが、中村さんには調理人になりたいという夢があったので、それは必然だったといいます。
.
卒業後は麻布のイタリアンレストランに就職。徒弟制度の前になかなか「仕事をさせてもらえなかった」時期がありました。そうしたときに、ドトールコーヒー の創業者社長・鳥羽博道氏との出会いがあり、ドトールコーヒーに転職。船橋工場から出荷されるコーヒーのテイストを、出荷できるかどうかの判断を任される という、いわば若くして重要なポジションにつきました。当時のドトール・船橋工場の紹介記事にも、厳しい顔つきでカップテストに臨む中村さんが何箇所か 写っていました。
.
もともとIT系に興味もあった中村さんはその後IT企業を平成12年に起こします。インターネットという言葉もまだ世の中に浸透しきっていなかった当時でもありました。しかしITバブルがほどなくしてはじけ、その会社は負債を抱えて倒産してしまいます。
しかし、中村さんはそこで自己破産などの道を選ばず、一からやり直す決心をしたとのこと。その理由は、その時に抱えていた社員を放り投げ、路頭に迷わすわけにはいかない!とまずは負債を抱えたまま、返済しながら再起することを決意したといいます。
.
もともと飲食になみなみならぬ思いを持っていた中村さんは、飲食店を立ち上げ企業にしていくための準備にかかります。とはいえ、資金がない中村さんは考え ました。「今から参入して、既存のチェーンを追い越すのは大変だし、無理がある。焼き鳥屋や居酒屋で、コンパクトでお客様との距離が近い、フレンドリーな 業態に特化してやっていこう。」
そこで「一の酉」FCに加盟し、リース方式で店長になります。この間に返済しながら資金を貯め、「自分の城」に向かってまい進している最中に、顧問税理士さんの紹介で、ある飲食業界の大物と出会うこととなります。現在もドリーマーズ㈱ の顧問を務める石井誠二氏でした。
石井さんは中村さんにこう言いました。「本気なら付き合う」「人生かけられるか?」「それなら俺が顧問になってやる!」と。
そうしてドリーマーズ設立に石井誠二さんが立ち会ってくれることとなったそうです。
. .
ドリーマーズ㈱ の設立は平成15年、そして串屋横丁の1号店(茂原町保の串屋横丁)が平成15年の4月がオープン。15~20坪の店舗が串屋横丁の基本形で、初期の店舗 は初期費用500万程度で出店できるようにあらかじめパッケージ化して、出店ペースを上げることをはじめから考慮していました。
.
当面の目標は、2010年(平成22年)に355店舗、そして2011年(平成23年)に上場する。きっちりと計画を立て、そのとおりに実行していくということは石井誠二さんに教えられたことだとのことです。
.
現在は新規にFCジーを募集することは停止し、早急に仕組み作りをすることにしています。今、力を入れたいのは既存FCの多店舗化の支援、直営店舗も増や し、社員が独立したいという時にの為に受け皿を作っておく。もちろん、社員として会社を大きくすることに貢献してくれる人のために、ステージ作りという意 味でも直営店舗は増やしていかなくてはならない。店舗が増えればポストが増える。ポストが増えればやる気につながる。そういう意味で、中村社長がドリーマーズ を成長させるということは、今までのことも含めて一生懸命に働いてくれる社員やFCオーナーへの恩返しでもあるといいます。
.
ドリーマーズの強みは何と言っても「食材提供ルートが確立している」こと。本社工場から10分程度のところに豚の屠殺場があり、そこで肉やもつを分けてもらっています。湯気が出るほど新鮮なもつを扱える飲食業者はそうはいないでしょう。


















